スタッフブログ

 友人の一人が仕事上どうしても英語が必要ということで

難波に有る英会話学校に通ってまして。

彼の学校終わりで軽く飲みに行くのが毎週水曜日の恒例になっています。

今回行ったのが『かどや』さんというお店。

多分、難波界隈で一番お客さんが入っているのではないか？

というホルモン焼きの飲み屋さんです。

THE昭和です(笑)　タバコは床に捨てるワイルド系の飲み屋さんです。

メニューも飲み物は瓶ビール（600円）、日本酒（350円）のみです。これだけです(笑)

店員さんも決して愛想が良い訳でもなく、あてはホルモン焼き（串）3本450円

が各種あるくらい。値段的に普通というかお得感はあんまり無いのですが、

でもなぜかサラリーマンで連日満員です。

『蛋白質』推しが謎です。

完全に女性無視の店構え＆メニュー編成です(笑)

味はそれなりに美味しいです。

1人1,000円～1,500円あれば十分な感じでしょうか。

ホルモン＋熱燗で談笑していたら、

隣りに一人の外人さんが座りました。

雰囲気に釣られて入ってきたそうです。

フランスから一人旅で来たライオネルさん（34）

ソムリエさんで日本酒の勉強と買付を兼ねて日本に来たそうです。

九州、中国地方と西日本の蔵元を巡って火曜日の夜に大阪へ。

この日は大阪を散策して、翌日から奈良、京都、和歌山の蔵を巡るとのこと。

ここで会ったのも何かの縁。何となく意気投合してどうせなら日本酒が有る店へと、

近くに有る日本酒専門の立ち飲みの店に3人で移動。

片言の英語でも何とかなるもんです(笑)

ちなみに彼は日本語が話せません。

ワイングラスで日本酒を500円くらいで出すお店です。

珍しい地酒なんかも多い立ち飲みやさんです。

フランスでは今、日本酒と日本食がブームで、彼自身もソムリエという職業柄

勉強してるうちに日本酒にはまってしまって来日したそうです。

特に『獺祭（だっさい）』という山口県のお酒が人気とのこと。

熱心に味のメモを取ったり、ラベルの写真を撮影させてもらっていました。

味を確かめてる時は職人の眼になってました。

翌日朝が早いこともあって宿泊してる難波駅の近くで早めの解散。

月末にまた大阪に立ち寄るとのことで連絡先を交換して別れました。

翌日、日本語で翻訳したお礼のメールを頂きました。

文化や習慣が違っても、彼のような行動力とか好奇心は仕事する上で

必要やなぁと思いました。次の来阪が楽しみです。