スタッフブログ

2011.12.19

住吉の高灯篭


家の奥さんは北海道出身なので寒さ耐性が非常に強いです。

彼女曰く、『12月なのに10℃も有るやん♪』

大阪生まれ大阪育ちの私には充分に寒いと感じる温度なのですが・・・

これが【夫婦の温度差】ってやつですね。カスタマー水出です。

日曜日に、子供を連れて近所の住吉公園に行ったのですが、

国道を挟んだ所に【高灯篭】というのが有ります。

今で言う【灯台】です。

昔、この辺りは港だったそうで、住吉大社で旅の安全をお祈りしてから

船で九州や四国などに向ったそうです。

交易や物資運搬の堺や木津川と違い一般の旅行者が多かったそうです。

また熊野街道の宿場町でもありました。

この辺りは歴史的な人物も訪れていて、

後醍醐天皇、松尾芭蕉なんかの史跡や、

夏の陣では家康の本陣もこの近くに有ったそうです。

『源氏物語』では光源氏と明石の上の別れのシーンの舞台でもあります。

落語の『住吉駕籠』の舞台もここです。

中は資料館になっていて、地元の有志の方々によって隔週の日曜日だけ開放されてます。

中は螺旋階段になっています。

特別に櫓部分に上がらせていただきました。

すぐ向かいが住吉公園。その向こうが住吉大社です。

危ないので子供は受付のおじさんに預けて一人で上る私。

子供の時から近くに住んでいて知っている建物なのでテンションが上がりました(笑)

高さはビルの4~5階くらいの高さでしょうか。

実はここは移築された2代目の高灯篭になるそうです。

元々は100m程東の現在は高速道路が通ってる辺りにあったのですが、

老朽化と台風による被害の為、昭和40年代に移築されたそうです。

今は碑が住宅の脇にひっそり立っています。

場所は南海本線『住吉大社駅』から公園を抜けてすぐのところです。

株式会社さくら住建へのお問い合わせ TEL:0120-49-3962
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