スタッフブログ

 最近、なんば界隈で元気な地域が2つ有ります。

一つは堺筋、千日前筋、道具屋筋に囲まれた辺り。

なんばグランド花月の裏辺りといえばわかりやすいでしょうか？

通称『裏なんば』と、もう一つが御堂筋沿いの歌舞伎座跡の

裏辺り通称『座裏』です。

両方共、狭い路地が絡み合ってる地域なんですが、

小規模の飲食店の新店が続々オープンしています。

数年前までは錆びれていた場所なんですが、元々、駅からのアクセスも良く、

最近のバルイベントブームで一気に人気が出た地域です。

手軽で安くておいしいお店が多いのも人気の理由です。

去年の年末に座裏にオープンしたお店『立ち飲み　最』に行ってきました。

座裏って10年くらい前まではアンダーグラウンドな場所だったのですが、

今は会社帰りのサラリーマン、OL、学生が多い通りになってます。

古い店舗付住居を改装した店でカウンターのみ。

10人入ったらいっぱいの立ち飲みタイプのお店です。

元々、道具屋筋近くの路地に1号店が有るのですが、

大変な人気店で雑誌なんかでも紹介されています。

人気の秘密は、日本酒と料理に特化していることです。

『トロの切り落とし』が420円で有名な地方の日本酒が500円から飲めるという

安い上、美味しいというのが人気の秘密です。

日本酒はワイングラスでいただきます。ちなみに写真は『秋鹿』

大阪の地酒ですっきりしてるのでどんな料理でも合う万能酒です。

おつまみも250円～420円です。

店内にはジャズが流れるという立ち飲みのイメージをぶっ壊したお店です。

ひね鶏のねぎポン酢（350円）けっこう量も有ります。

超辛口の『男山』550円くらいだったと思います。

充分安いです。ビールとか焼酎は400円以下です。

人気店なのでなかなか店に入れないのがたまに傷です。

お酒やおつまみは季節によって変わります。

あえて住所とか書かないです。座裏の割と広い通りの真ん中くらいです(笑)

QPS（クオリティ・プライス・サービス）という基本要素はもちろん重要ですが、

＋αで何かに特化したお店が最近多い傾向です。そしてよく流行っています。

これって飲食業界以外だけじゃなくて一般の企業にも必要な要素かもしれませんね。